2020年11月22日
柏市議会では、今年4回目の定例会が始まろうとしています。
定例会では、各会派の市議より『一般質問(行政運営に対する全般的なチェックのため、各市議から市長・行政執行部へ個別質問)』が行われますが、質疑応答の持ち時間は【通常60分】です。2020年に入り、新型コロナウイルス感染拡大防止を理由に、6月議会では【20分へ縮小】され、常任委員会においても質問時間が削られてきました。
6月議会の短縮を受け、9月議会の頃には市議会議場等のハード面(アクリル板の設置等)、また議場に入る市議のマスク着用による徹底した感染防止措置、傍聴席を減少する等、柏市議会としてできうる感染防止は為されています。
そうした措置や関係者の努力があるにも関わらず、これから行われようとしている12月議会(第4回定例会)では、一般質問の時間は1人につき【30分】となっています。市民ネットワーク・かしわの林さえこをはじめ、持ち時間を60分に戻すよう主張している市議がいる中、柏市議会の多数会派の多数決で時間縮小が決定されました。
議会審議の縮小は、市民の声が議会・市政へ反映されることを阻むことと同義。新型コロナウイルス感染拡大に対して、今やれる対策をしていながら、審議時間を縮小することは許されないと考えています。市議会議員は、市民の代表として議会に臨みます。その発言が阻害されることは、民主主義を不健全な状態にすることと同じです。
そこで、この議会審議時間、特に一般質問の時間短縮に反対し、持ち時間を元の60分へ戻すよう議長へ抗議の意思を示したいと考えております。以下のweb署名のページより、賛同の意思をぜひいただければと存じます。
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